10月25日、北九州市八幡東区の響ホールにてかねてよりお知らせしておりました「ピアノの魅力レクチャーコンサート2017」が開催されました。
朝9時から搬入。今回は見てるだけです。
とりあえずの設置位置。
現在のピアノでは中音、低音の弦が斜めに、低音弦は中音部にかぶさるように交差して張られていますが、このピアノは全て真っ直ぐに張られ「平行弦」と呼ばれています。
低音の巻き線も現在では銅ですが、銀巻き線となっています。なんでも当時は銅より銀の方がしなやかだったとか。
そして弦の途中にあるダンパーは今とは逆に下から押し付けるタイプ。
慣れない運営で各所にご迷惑おかけしましたが、演奏と2台のピアノはご来場頂いたお客様からは大好評でした。個人的にはエラール、というか1845年のピアノがこんなに良く鳴るとは思っていませんでした。