セントルイスツアー2

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PTGは今年(2017年)60周年、テーマはPiano A Life(ピアノのある人生)です 。

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ホテルにチェックインしてすぐにIAPBTの歓迎レセプションがあり、 そのままPTGオープニングセッション。国歌やPTGの歌らしきものを斉唱してから始まったり、各州からの参加者がいるか呼びかけてそれに応えたり(点呼?)、その流れでIAPBTで参加している各国代表は起立させられたり とアメリカらしいなと感じました。

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 そして会長による歓迎レセプション。軽食が出され有料のバーカウンタもあり、かなり賑やかなものでした。PitchlockのScott Jonesさんがピアノの弾き語りとカラオケの伴奏をする出し物を見て、ここに乱 入して浜松大会のアピール。 法被を着て「上を向いて歩こう」を歌いました。スキヤキソングとしてアメリカでも有名なためご覧の様になかなか 受けが良かったです。

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   翌12日のIAPBT理事会の様子。日本からの出席は日本ピアノ調律師協会会長、 副会長以下6名で す。 この場で浜松の次の世界大会は、2021年はユーロピアノ、2023年はPTG主催で開催される事が決まりました。

   昼食後、今度はIAPBT総会(一般セッション/シンポジウム)。承認等の後各団体の代表によるシンポジウムプレゼンテーション「ピアノのある人生」。 通知が遅かったらしく、各国が自国のピアノ業界の現状など発表するなか、日ピの会長はちゃんとテーマに沿った講演をされました。(笑)もちろんPTGの会長も。

 

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   若干前後しますが、この日正午より展示ホールがオープン、メーカー、サプライヤー、PTGなどの合計44団体のブースが出展されていました。(今数えました) 

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 中には上の写真の様にボロボロのピアノもあり、来年のコンベンションの時は完全に新品のようになっていると説明書きがついていました。多分。 

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 夜はPTG Foundation(財団?)のコンサートです。Ragtime Dr.Dave ラグタイムの演奏でスクリーンには手元 が映し出されます。

Maple leaf ragやThe entertainerなどまさにアメリカ、という音楽です。 

 これでIPPBT世界大会出席という大役は果たした事になります(現に中国の方達は一足先に旅立ったようです)が日程はまだ半分も終わってません。 

セントルイスツアー

かなり今更になってしまいましたが、昨年7月の旅行について・・・
日本ピアノ調律師協会のツアーでしたので、もしかしたら会報等に文章を出す必要があるかと公開は控えておりました。

 2年に1度行われるIAPBT、国際ピアノ製造技師調律師協会の世界大会、今年はアメリカPiano Technicians Guild(PTG)主催でミズーリ州、セントルイスで7月11~13日 の3日間行われました。

 今回のツアーは主にIAPBTの理事会・総会、 PTGのAnnual Convention、ニューヨークの工房 見学の3つに分けられます。

 IAPBTは2年に1度世界大会を行っていて今回はアメリカ、次回は浜松での開催が決まっています。浜松大会へ来て下さい、とお願いするのが参加者へ課せられた使命です。

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 九州北部豪雨の最中、後ろめたさも感じながらの出発となりました。 成田空港を出発して11時間40分、アメリカの中部ダラスへ、そこからセントルイスまで約2時間と長い飛行機の旅の末、道中入国審査が何言ってるかわからなかったり、保安検査で引っかかる人がいたりとハラハラしましたが無事セントルイスへ到着。

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 会場となる「セントルイスユニオンステーションホテル」

昔はセントルイスの町の駅舎だったそうですが、アメリカは鉄道での移動が廃れて来たそうで、今ではホテルとして使われているようです。 

長くなりますので一旦この辺で。