ピアノの魅力コンサート

この度、一般社団法人日本ピアノ調律師協会主催で「ピアノの魅力コンサート」というものが

開催される運びとなりました。
1845年製のエラールと最新式のカワイSK-EXを聞き比べる企画となっております。
実は昨年、東京他でヤマハのCFXとシュトライヒャーというピアノで行われたコンサートの第2弾です。
今回は北九州響ホールでの公演がありますので、ご都合のつく方は是非ご来場ください。
うちでもチケット販売しておりますm(._.)m
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エラールの話を簡単に…
エラール(ERARD)は元々フランスでピアノを作っていましたが、1793年のフランス革命の時王室との関係性から処刑されそうになったのでイギリスに逃げます。イギリスでブロードウッドのピアノを研究し、イギリス式のアクションにレペディションレバーを追加してダブルエスケープメント機構を作り上げたと言われています。
これにより以前とは比べものにならない連打性能を得て、現代のピアノアクションの元となったようです。
今回のエラールは1845年製、ダブルエスケープメントを搭載していますが、弦が全て鍵盤と同じ方向に貼られた平行弦と呼ばれるもので、低音の巻線は銀だったりします。
ダニエル・バレンボイムが平行弦のピアノを作ってCDを出すなど平行弦がブームとなっているようですので、この聞き比べは面白いと思います。

連絡遅れます

7月11日〜19日まで海外視察へ行って参ります。
そのため電話での連絡は難しく、返信も遅れるとは思いますがメールでのご連絡をお願い致します。
勝手ではございますが、なにとぞよろしくお願いいたします。

アップライトピアノの補助キャスター

最近まで知らなかったんですが、アップライトピアノをよく動かすところ用に、補助キャスターというものが販売されています。

先月の埼玉行きで取り付け方を教えて貰ったので、早速つけてきました。
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当然下に付けるので、山梨の清水ピアノ調律事務所さんから貰ってきた修理台車(うま)で
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ゴロンと寝かせます。
ちなみにこれの場合は大丈夫ですが、うまの種類によっては取り付け部分と干渉するので
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こうやる必要があるそうです。
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慎重に位置を決めて(助けを求めつつ^^;)
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取り付け完了。片手で動きます。

埼玉へ

ご紹介をいただいて、埼玉に嫁いだ娘さんのところへピアノを運びたいとの依頼があり、先月末移動しました。

運送の手配しただけでしょ?と思うでしょうが、ナトリピアノ社の名取さんに教わりながら自分で運びました(笑)
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シートかけてるので何かわからないでしょうが、アップライトピアノです。
そして軽トラです(笑)載るんです(笑)
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ついでに持って行って欲しいという物も載せて、無事にお届けしました。
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ついでに名取さんの仕事を手伝いつつ、運送の仕事をみっちり教わって来ました。
グランドも載ります。
今後は簡単な移動は運送会社に頼むまなくても良くなりましたし、運送の技術を応用すると

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こういう事(アップライトピアノの側面を下に立ててます)も出来るので底板の作業等、選択肢が広がります。
名取さん、ありがとうございました。

アドレス

先日セールで安くなっていたので、独自ドメインというヤツを買って見ました。chikuhoupiano.comでつながる様になっているはずです。

ついでに、これまでiwebでサイト編集を行って来ましたが、wordpressを導入して簡単に更新出来る様にしようとしている途中です。
検索等で変なページが出て来るかも知れませんが、見なかった事にして下さい(笑)